不動産営業を辞めてスタバでバイト

脱サラ(元住宅営業マン)してスタバでアルバイトした体験を綴ります。

スターバックス店員もSNSで評価される。そんな時代。

ぼくらが学生の頃は、Facebookツイッターなんてものはなかった。mixiがあったかなかったか位なもんです。
 
しかし近年SNS勢力の拡大により、多くの人が、それほど近い存在でもない知人の日常までもNEWSとして目を通す世の中になった。
 
それに対し気軽に押した「いいね」が、ニッチな情報を瞬く間に拡散させる。そんな時代になった。
 
特に〝今どき女子″のあいだでは、何やら『インスタグム』というものが流行しているそうな。
 
やはり同じ店に勤める大学生や、女性パートナーを中心にみんな頻繁に利用しているという。
 
そして昨日、一人の大学生パートナーがある投稿について教えてくれた。
 
「昨日ね。友達とインスタでうちの店の検索してたら偶然見つけたんだけど、これ〝元サラリーマン″のことだよ!」
 
そう言って、見せてくれたのが
 
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これを教えてくれたパートナーは、丁度僕がこのお客様へのサービスをした先週の日曜日、同じシフトで働いていた。
だからこの投稿に気付いたとき、すぐに教えてあげたいと思ってくれたらしい。なんと嬉しい…。
 
これを見せてもらい読んだとき、なんだか僕は胸を締め付けられるような喜びを覚えた。
 
やっぱりどんなサービスを心掛けようたって、具体的な評価を一人一人のお客様から頂けるわけじゃない。だから、常に不安は付きまとう。
 
「もっと相手の立場で提案できたんじゃないか…。」
「今の対応で、また来たいと思ってくれるのかな?」
「余計なことではなかっただろうか?」
「なぜ、最後にひとこと添えられなかったのか…」
 
という、自分の振る舞いへの後悔や、相手の気持ちへの不安は残ってしまう。
 
それに、全てのお客様がお店に対して感じた印象をハッキリと返してはくれない。
せめて400〜1000人に1人のお客様が、カスタマーアンケートの当たりレシートによって、任意でコメントしてくれるくらいだ。
 
だから、たった一人でもこんな風に感じ取ってくれた人が実在するなんて、本当に心の支えになる。
 
このお客様もサービス業に就かれているようで、銀座を通勤路にする航空関係者の多くが利用する飛行機会社限定のスタバカードをお持ちだった。おそらくそういうことだろう。
 
この投稿のおかげで、また明日からエネルギー満タンでやっていけそうだ。
僕らの店はこの方のように「また次も来たい」と、しかもそれを〝毎回″ 感じて頂けて、通い続けてもらえるお客様を、1日に一人でも二人でも地道に増やしたい。そうすることが、結果的に自分の活力に繋がる。
 
そしていつか、そうした人々ですべての席を埋め尽くしたい。
活力を与え、与えられる関係性を多くの人々と築くのだ。
 
目標は、1日200人「いつものお願い!」が通じる店づくり。(今のところ70〜80人くらい)
 
そんな店づくりの報告を、引き続き書いていこうと思います。